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プレゼン手法を調べてみた

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最終更新: 2026/08/01
読む時間: 00:08

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  • 作成前に、使える手法の全体像が見えていない

  • 自己流で始めると、構成の迷いが起きやすい

  • そこで、先人の型を調べて整理してみた

  • 世の中には構成を助けるメソッドが複数ある

  • 説明、主張、提案、要望で向く型が違う

  • 事前に型を知ると、資料作成の考え方を整理しやすい

  • 説明ならSDS、主張ならPREP、改善依頼ならDESC

  • 提案ならTAPSやSCQA、訴求ならAIDMAやFABE

  • 目的に合う型を選ぶと、構成の迷いが減り、伝え方が安定する

  • 調べた主な手法はSDS、PREP、DESC、AIDMA、TAPS、FABE、SCQA、Pyramid Principle

  • 得られた発見は、作る前に型を選ぶ進め方が有効だということ

  • この比較表は、今後の資料作成で再利用できる基準になる

  • 資料作成前に、目的を1行で書き出す

  • その目的に対応する手法を1つ決めてから構成を作る

  • 次は実際の題材で試し、用途別の使い分けをチームで共有する

元になったドキュメント

何を届けたいか

プレゼンを作っていく上で、世の中にどのようなメソッドが存在するのか。自分で作り始める前に先人が作ってきたものを参考にして作っていけないか。という発想からプレゼンメソッドというものが世の中にはあるようなので調べてまとめてみた。

調べたメソッド

プレゼンテーション構成メソッド解説

1. SDS法

概要

SDS法は、最初に全体の要点を示し、その後で詳しく説明し、最後にもう一度要点をまとめる構成方法です。

情報を理解してもらうことを重視した、シンプルで汎用性の高い方法です。

構成

S:Summary/要約

D:Details/詳細

S:Summary/まとめ

基本的な流れ

最初に、これから説明する内容の概要を伝えます。

次に、背景、仕組み、具体例、データなどを詳しく説明します。

最後に、聞き手に覚えてほしい要点を改めて伝えます。

本日は、Slidictのメソッド推薦機能について説明します。

この機能は、ユーザーが入力したスライドノートを解析し、内容に適したプレゼンテーションメソッドを提案するものです。ユーザーは推薦された方法をそのまま利用することも、別の方法を選択することもできます。

つまり、ユーザーの選択負担を減らしながら、構成の自由度も維持する機能です。

向いている用途

会社やプロジェクトの概要説明

進捗報告

技術や仕組みの解説

ニュースや調査結果の要約

短時間のプレゼンテーション

初めて内容を聞く人への説明

強み

最初に概要が分かるため、聞き手が話の全体像を把握しやすくなります。

最後に要点を繰り返すため、重要な内容が記憶に残りやすくなります。

複雑な論証を必要としない説明であれば、幅広い場面で利用できます。

弱み

理由や根拠を積み重ねて相手を説得する力は、PREP法ほど強くありません。

最初と最後がほぼ同じ内容になると、冗長に感じられることがあります。

問題提起やストーリー性を重視するプレゼンテーションには、単独では適さない場合があります。

作成時の注意

最初のSummaryでは、単なるテーマではなく、説明の要点を示します。

最後のSummaryでは、聞き手に持ち帰ってほしい内容を明確にします。

最初と最後で同じ文章を繰り返すのではなく、最後は判断や結論に踏み込むと効果的です。

一言で表すと

概要から入り、詳しく説明し、最後に要点を確認する方法です。

2. PREP法

概要

PREP法は、最初に結論を示し、理由と具体例を説明したうえで、最後に結論を再提示する構成方法です。

自分の意見や判断を論理的に伝えることを重視します。

構成

P:Point/結論・主張

R:Reason/理由

E:ExampleまたはEvidence/具体例・根拠

P:Point/結論の再提示

基本的な流れ

最初に、自分が最も伝えたい結論を述べます。

次に、なぜその結論になるのかを説明します。

その理由を裏付ける具体例、事例、数値、データを示します。

最後に、理由と根拠を踏まえて結論をもう一度述べます。

Slidictには、プレゼンテーションメソッドの推薦機能を追加すべきです。

ユーザーがメソッド名だけを見ても、それぞれの違いや用途を判断するのが難しいからです。

例えば、課題と解決策が書かれたノートにはTAPS法を推薦し、商品機能とメリットが書かれたノートにはFABE法を推薦できます。

したがって、ノートの内容に応じて適切なメソッドを推薦する機能を追加すべきです。

向いている用途

自分の意見を述べるプレゼンテーション

技術選定の説明

企画の承認依頼

会議での提案

面接での回答

質疑応答

一枚のスライドで主張を伝える場面

強み

最初に結論が分かるため、忙しい聞き手にも要点が伝わります。

理由と具体例を分けるため、論理構造が明確になります。

短い文章、会話、スライド、メールなど、さまざまな形式で利用できます。

弱み

聞き手が問題の背景を理解していない場合、結論が唐突に見えることがあります。

複数の理由や複雑な階層構造を扱う場合には、PREP法だけでは整理しきれません。

すべてのスライドをPREP法にすると、同じ展開が繰り返されて単調になる可能性があります。

作成時の注意

Reasonには主観的な感想ではなく、結論につながる理由を書きます。

Exampleには、理由を裏付ける具体例、数値、事例、比較結果などを置きます。

最後のPointでは、単なる繰り返しではなく、聞き手に求める判断や行動を明確にします。

一言で表すと

結論を先に示し、理由と根拠で納得させる方法です。

3. DESC法

概要

DESC法は、相手を非難せず、状況、自分の考え、具体的な要望、期待される結果を順に伝える方法です。

主にアサーティブコミュニケーション、改善依頼、対立の調整などに使われます。

一般的な情報説明よりも、相手との関係を維持しながら要望を伝える場面に適しています。

構成

D:Describe/状況や行動を客観的に描写する

E:ExpressまたはExplain/感情、考え、懸念を表現する

S:SpecifyまたはSuggest/具体的な要望や代替案を示す

C:Consequences/実行した場合の結果や効果を示す

基本的な流れ

最初に、評価や批判を加えず、確認できる事実を説明します。

次に、その状況について自分が感じていることや懸念を伝えます。

続いて、相手に求める行動や代替案を具体的に示します。

最後に、その提案を実行することで得られる良い結果を示します。

過去3回の開発で、実装開始後に要件が追加されています。

この状態では、作業時間とリリース日を正確に見積もることが難しいと感じています。

今後は、実装開始前に要件をチケットへ記載し、担当者間で確認するようにしたいです。

そうすれば、手戻りを減らし、予定どおりにリリースしやすくなります。

向いている用途

業務改善の依頼

チーム内の問題提起

上司や取引先への要望

フィードバック

役割や責任の調整

対立が予想される会議

クレームや不満を伝える場面

強み

相手の人格ではなく、観察できる状況や行動に話を集中できます。

感情や懸念を隠さず伝えながら、攻撃的な表現を避けられます。

具体的な改善案まで示すため、単なる不満の表明で終わりません。

弱み

製品紹介や一般的な解説には適していません。

感情の表現が強すぎると、客観的な問題提起として受け取られにくくなります。

Consequencesを脅しとして表現すると、アサーティブな対話ではなく圧力になります。

作成時の注意

Describeでは、「いつも」「普通は」「無責任だ」などの評価語を避けます。

Expressでは、「あなたのせいだ」ではなく、「私はこのように懸念している」と伝えます。

Specifyでは、相手が実行可能な行動を具体的に示します。

Consequencesでは、提案を受け入れることで得られる効果を中心に説明します。

一言で表すと

相手に配慮しながら、問題と具体的な要望を伝える方法です。

4. AIDMA法

概要

AIDMA法は、消費者が商品やサービスを認知してから行動するまでの心理的な段階を表したマーケティングモデルです。

プレゼンテーションでは、聞き手の注意を引き、興味や欲求を生み、記憶に残し、最終的な行動へ導くために使います。

文章の論理構造というより、聞き手の心理変化を設計する方法です。

構成

A:Attention/注意

I:Interest/興味

D:Desire/欲求

M:Memory/記憶

A:Action/行動

基本的な流れ

最初に、質問、数字、印象的な画像、意外な事実などで注意を引きます。

次に、聞き手自身に関係する話として興味を持たせます。

続いて、商品やサービスを利用した後の望ましい状態を想像させます。

キャッチコピー、デモ、比較図などによって内容を記憶に残します。

最後に、登録、購入、承認、問い合わせなど、具体的な行動を求めます。

スライドの構成を考えるだけで、30分以上かかっていませんか。

多くの人は、内容を書くことよりも、何から説明すべきかを決めることに時間を使っています。

Slidictなら、ノートを入力するだけで内容に適した構成方法を推薦し、スライドの下書きを生成できます。

「書けば、構成が決まる」。これが新しいSlidictです。

まずは、現在作成中のノートを一つ入力して試してください。

向いている用途

営業プレゼンテーション

商品やサービスの紹介

広告

ランディングページ

イベント登壇

新機能の発表

購入や登録を促す資料

投資家向けピッチ

強み

説明内容ではなく、聞き手の心理と行動を基準にプレゼンテーションを設計できます。

商品を認知させるだけでなく、最終的な行動まで意識できます。

ストーリー、デモ、ビジュアル、キャッチコピーと組み合わせやすい方法です。

弱み

技術報告や中立的な情報共有には適さない場合があります。

Attentionばかりを重視すると、刺激的ではあるものの内容が薄いプレゼンテーションになります。

聞き手が購入や行動を必要としていない場合、押しつけがましく見えることがあります。

作成時の注意

Attentionでは、内容と無関係な刺激を使わないようにします。

Interestでは、サービスの説明ではなく、聞き手に関係する問題を示します。

Desireでは、機能ではなく、利用後に得られる価値を説明します。

Actionでは、「検討してください」ではなく、具体的な次の行動を示します。

一言で表すと

注意を引き、興味と欲求を生み、行動へ導く方法です。

5. TAPS法

概要

TAPS法は、目指す状態、現在の状態、両者を隔てる問題、解決策を順に説明する提案型の構成方法です。

理想と現状のギャップを明確にし、なぜその提案が必要なのかを説明できます。

構成

T:To be/あるべき姿・理想状態

A:As is/現在の状態

P:Problem/理想と現状を隔てる問題

S:Solution/解決策

基本的な流れ

最初に、実現したい理想的な状態を定義します。

次に、現在どのような状態にあるかを客観的に説明します。

続いて、理想と現状の差を生んでいる問題や原因を特定します。

最後に、その問題を解消するための具体的な解決策を示します。

ユーザーが内容を書くことに集中し、迷わずスライドを完成できる状態を目指します。

現在は、ユーザー自身が複数の構成メソッドから適切な方法を選ぶ必要があります。

しかし、メソッドの違いや適性を理解していないユーザーは、作成を始める前に迷ってしまいます。

そこで、スライドノートを解析し、適切なメソッドと推薦理由を表示します。

向いている用途

企画提案

業務改善

新規事業

システム導入

DX提案

サービス改善

プロジェクト計画

経営層への提案

強み

解決策を突然示すのではなく、提案が必要な理由を段階的に説明できます。

最初にTo beを定義するため、提案を評価する基準が明確になります。

企画書や複数スライドからなる提案資料の全体構成に使いやすい方法です。

弱み

To beが抽象的だと、As isとの差が明確になりません。

Problemに現象をそのまま書くと、根本原因を特定できません。

解決策が問題と直接対応していない場合、論理が飛躍して見えます。

作成時の注意

To beは、「便利にする」のような抽象表現ではなく、実現した状態として書きます。

As isには、数字、行動、工程、利用状況など、観察可能な情報を使います。

Problemでは、理想を実現できない原因を掘り下げます。

Solutionは、Problemで特定した原因を直接解消する内容にします。

一言で表すと

理想と現状の差を示し、問題を特定して解決策を提案する方法です。

6. FABE法

概要

FABE法は、製品やサービスの特徴を、顧客にとっての価値へ変換して説明する方法です。

機能を列挙するだけでなく、その機能によって何が可能になり、利用者がどのような利益を得られるかを示し、最後に証拠を提示します。

構成

F:Feature/特徴・機能・仕様

A:Advantage/特徴による優位性

B:Benefit/顧客が得る利益・価値

E:Evidence/主張を裏付ける証拠

基本的な流れ

最初に、製品が備えている機能や客観的な特徴を示します。

次に、その特徴によって可能になることや、競合との違いを説明します。

続いて、その優位性が利用者にどのような価値をもたらすかを示します。

最後に、実績、数値、デモ、導入事例などによって主張を裏付けます。

Slidictは、SDS、PREP、TAPS、FABEなど複数の構成メソッドに対応しています。

そのため、説明、提案、営業など、スライドの目的に応じて構成を切り替えられます。

ユーザーは構成方法を一から考える必要がなくなり、短時間で目的に合ったスライドを作成できます。

実際の生成画面では、ノートの内容から推薦メソッドとその理由が表示されます。

向いている用途

商品紹介

営業資料

機能紹介

競合比較

ランディングページ

新機能の発表

製品デモ

価格説明

強み

製品側の機能と、顧客側の価値を明確に分けて説明できます。

機能の羅列で終わらず、「利用者にとって何が良いのか」まで伝えられます。

Evidenceを含むため、宣伝文句だけでなく、信頼性を示せます。

弱み

顧客の課題が明確でない状態では、Benefitが一般的な表現になりやすくなります。

Feature、Advantage、Benefitを混同すると、機能の言い換えだけになります。

裏付ける証拠がない場合、Evidenceを無理に作ることはできません。

作成時の注意

Featureには、製品が実際に備えている事実を書きます。

Advantageには、その特徴によって可能になることを書きます。

Benefitには、顧客の時間、費用、成果、安心感などがどう改善するかを書きます。

Evidenceには、実測値、導入実績、デモ、利用者の声、比較結果などを使います。

証明できない内容は、事実ではなく予測であることを明示します。

一言で表すと

製品の特徴を、利用者の価値へ変換して説明する方法です。

7. SCQA法

概要

SCQA法は、聞き手が理解しやすい状況から始め、問題や変化によって緊張を生み、自然に問いを提示し、その問いに対する答えを示す方法です。

提案書やプレゼンテーションの導入部分を作るために適しています。

構成

S:Situation/状況

C:Complication/問題・変化・複雑化

Q:Question/問い

A:Answer/答え

基本的な流れ

最初に、聞き手と共有できる状況や前提を示します。

次に、その状況を維持できなくする問題、変化、矛盾などを示します。

その問題によって生じる自然な問いを提示します。

最後に、その問いに対する答えや提案を示します。

現在、Slidictでは複数のプレゼンテーションメソッドを選択できます。

しかし、メソッド名だけでは、ユーザーが自分のノートに適した方法を判断できません。

では、ユーザーが迷わず適切なメソッドを選べるようにするには、どうすればよいでしょうか。

ノートの内容を解析し、適したメソッドと推薦理由を提示します。

向いている用途

提案資料の冒頭

経営層への説明

コンサルティング資料

問題提起

企画書

調査結果の報告

新規事業の説明

変化の必要性を伝えるプレゼンテーション

強み

聞き手が理解できる前提から始めるため、話に入りやすくなります。

問題から問いが自然に生まれるため、答えを押しつけている印象を減らせます。

提案が必要な理由を短い導入で説明できます。

弱み

Situationが長いと、本題に入るまで時間がかかります。

Complicationが弱いと、QuestionやAnswerの必要性が伝わりません。

Questionが不自然だと、あらかじめ用意した答えへ誘導しているように見えます。

作成時の注意

Situationには、聞き手が同意しやすい事実や前提を使います。

Complicationには、単なる不満ではなく、状況を変化させる問題を置きます。

Questionは、Complicationを聞いた人が自然に抱く問いにします。

Answerは一文で理解できる具体的な提案にします。

TAPS法との違い

SCQA法は、問題によって生じる問いに答える構成です。

TAPS法は、あるべき姿と現状の差を埋める解決策を提示する構成です。

SCQA法にはQuestionが明示的に存在します。

TAPS法にはTo beが明示的に存在します。

一言で表すと

状況と問題から自然な問いを生み、その答えとして提案を示す方法です。

8. Pyramid Principle

日本語での名称

ピラミッド原則

ミントのピラミッド原則

Pyramid Principle

「Pyramid法」と「Principle法」という二つの方法ではなく、一つの構成原則です。

概要

Pyramid Principleは、最も重要な結論を最上位に置き、その下に結論を支える理由を並べ、さらにその下に根拠や事実を配置する情報整理の原則です。

短い定型文というより、プレゼンテーション、報告書、企画書、分析結果などの情報全体を階層化するための考え方です。

基本構造

最上位:結論・提案・中心メッセージ

第2階層:結論を支える主要な理由

第3階層:各理由を支える事実、データ、分析、事例

第4階層:必要に応じた詳細情報

基本的な流れ

最初に、聞き手が知るべき結論を示します。

次に、その結論が正しい理由を、重複なく整理して示します。

さらに、それぞれの理由を裏付けるデータや事実を示します。

聞き手は、必要に応じて上位の結論だけを理解することも、下位の詳細まで確認することもできます。

結論:Slidictにはメソッド推薦機能を追加すべきです。

理由1:ユーザーの選択負担を減らせます。

理由2:生成される構成の品質を高められます。

理由3:他のスライド生成サービスとの差別化になります。

根拠1:初心者はメソッド名だけでは違いを判断できません。

根拠2:ノートの目的とメソッドが一致すれば、構成の修正回数を減らせます。

根拠3:推薦理由と不足情報の指摘まで行えば、単純なテンプレート選択以上の価値を提供できます。

向いている用途

経営資料

コンサルティング資料

分析報告

意思決定資料

複雑な提案

複数スライドからなるプレゼンテーション

長文の報告書

技術設計書

強み

聞き手が最初に結論を把握できます。

複雑な内容でも、理由と根拠の関係を階層的に整理できます。

プレゼンテーション全体と、各章、各スライドの構造を統一できます。

詳細を省略しても上位のメッセージが成立する構成を作れます。

弱み

結論が定まっていない段階では構成しにくい方法です。

理由の分け方が不適切だと、重複や論理の抜けが発生します。

すべてを階層化しようとすると、自然な物語や感情的な訴求が弱くなることがあります。

単純な説明に使うと、構成が過剰になる場合があります。

縦方向の関係

上位のメッセージに対して、下位の情報が「なぜそう言えるのか」「どのように実現するのか」を説明します。

上位の結論を読んだ聞き手が抱く疑問に、下位の理由が答える関係を作ります。

横方向の関係

同じ階層に並ぶ理由は、同じ種類の情報として整理します。

理由、手順、選択肢、時系列など、異なる分類基準を混在させないようにします。

同じ階層の項目は、重複を避け、全体として必要な範囲をカバーするようにします。

帰納的な構成

複数の共通する事実や事例から、上位の結論を導く方法です。

例として、利用者の離脱、問い合わせの増加、選択時間の長期化という事実から、「メソッド選択がユーザーの負担になっている」という結論を導きます。

演繹的な構成

一般的な前提と具体的な事実を組み合わせて、結論を導く方法です。

例として、「選択肢が多く違いが分からないと利用者は迷う」「Slidictには説明のないメソッドが多数ある」という二つの前提から、「メソッド推薦が必要である」という結論を導きます。

SCQA法との関係

SCQA法は、Pyramid Principleを使った資料の導入部分として利用できます。

SCQA法で状況、問題、問い、答えを提示します。

SCQAのAnswerを、ピラミッド最上位の結論として置きます。

その下に、結論を支える理由と根拠を階層的に配置します。

PREP法との違い

PREP法は、一つの主張を短く説明する定型構造です。

Pyramid Principleは、複数の理由と根拠を含む情報全体を階層化する原則です。

一つのスライドにはPREP法を使い、プレゼンテーション全体にはPyramid Principleを使うことができます。

作成時の注意

結論は、一文で明確に表現します。

各理由が結論を直接支えているか確認します。

同じ階層に異なる種類の項目を混在させないようにします。

理由同士の重複を避けます。

根拠のない主張を下位階層へ展開しないようにします。

情報を並べる前に、聞き手が最初に知るべき答えを決めます。

一言で表すと

結論を頂点に置き、理由と根拠を階層的に整理する原則です。

メソッドの使い分け

SDS法

目的:分かりやすく説明する

適した内容:概要、報告、解説

中心となる流れ:要約、詳細、まとめ

PREP法

目的:主張を論理的に伝える

適した内容:意見、判断、技術選定、承認依頼

中心となる流れ:結論、理由、具体例、結論

DESC法

目的:相手に配慮して要望を伝える

適した内容:改善依頼、対立調整、フィードバック

中心となる流れ:描写、表現、提案、結果

AIDMA法

目的:聞き手の心理を動かして行動させる

適した内容:営業、広告、商品紹介、登録促進

中心となる流れ:注意、興味、欲求、記憶、行動

TAPS法

目的:理想と現状の差から解決策を提案する

適した内容:企画、業務改善、システム導入

中心となる流れ:理想、現状、問題、解決策

FABE法

目的:製品の特徴を顧客価値として伝える

適した内容:製品紹介、機能説明、営業資料

中心となる流れ:特徴、優位性、利益、証拠

SCQA法

目的:問題意識を作り、自然に答えへ導く

適した内容:提案の導入、問題提起、経営説明

中心となる流れ:状況、問題、問い、答え

Pyramid Principle

目的:結論、理由、根拠を階層的に整理する

適した内容:複雑な提案、経営資料、分析報告

中心となる流れ:結論、主要理由、詳細根拠

Slidictでの推薦基準

SDS法を推薦する条件

ノートに概要、仕組み、経緯、詳細説明が含まれている。

ユーザーの目的が、理解してもらうことや情報共有である。

明確な主張や販売目的が弱い。

PREP法を推薦する条件

ノートに意見、結論、判断、理由が含まれている。

ユーザーが承認、同意、採用などを求めている。

一つの中心的な主張が存在する。

DESC法を推薦する条件

ノートに相手の行動、困っている状況、改善要望が含まれている。

相手との関係を維持しながら変更を求めている。

対立や反発が予想される。

AIDMA法を推薦する条件

ノートに商品、イベント、登録、購入、参加などの行動目標が含まれている。

聞き手の興味や欲求を高める必要がある。

明確なCTAが存在する。

TAPS法を推薦する条件

ノートに理想状態、現在の問題、改善案が含まれている。

企画や業務改善を提案しようとしている。

現状と目標の間に明確な差がある。

FABE法を推薦する条件

ノートに機能、仕様、特徴、メリット、実績が含まれている。

製品やサービスの価値を説明しようとしている。

聞き手に利用、購入、導入を検討してもらいたい。

SCQA法を推薦する条件

ノートに背景、発生した問題、疑問、提案が含まれている。

聞き手に問題意識を持たせてから答えを提示したい。

提案資料やプレゼンテーションの導入を作りたい。

Pyramid Principleを推薦する条件

ノートに複数の理由、根拠、分析、データが含まれている。

一つの結論を複数の論点から支える必要がある。

プレゼンテーション全体を論理的に整理する必要がある。

実際の組み合わせ方

プレゼンテーション全体の導入にはSCQA法を使います。

プレゼンテーション全体の情報整理にはPyramid Principleを使います。

提案のストーリーにはTAPS法を使います。

各スライドの主張にはPREP法を使います。

製品や機能の説明にはFABE法を使います。

プレゼンテーションの冒頭と締めにはSDS法を使います。

販売や登録を促す場合にはAIDMA法を使います。

反対意見への対応や改善依頼にはDESC法を使います。

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